リアル日本語化への道II(MUI搾取による基本OS部分の日本語化方法)

この記事は個人用/上海の友人向けの覚書/メモ書きです。現状公開されているMUIの使用だけでは日本語化できない(?)Treo750vの基本OSを日本語化する過程を覚書化。
!注意!万が一、真似をされて何処で如何なるトラブルが発生しても一切の責任は負えませぬ。

実現内容:
 
 


必須条件:
Treo750vの設定覚書(修正)にあるような作業を終えちゃった(日本語表示入力が可能な状態)

リアル日本語化への道(前編)リアル日本語化への道(後編)を終えちゃった(Treo750v 専用リソースの日本語化muiの導入が完了している状態)

③下記サイトの方々を始め、先人方に感謝することができる。

大陸諜報活動新聞
マイナス40度の世界から
メモ

この作業実現に当たり拝読させて頂き、アドバイスを頂戴いたしました上記サイトの方々ならびに先人の方々に、熱烈な感謝の意を込めて、心より御礼申し上げ奉りますm(_ _)m

1.必要なファイルを集める
①wrar361j.exe(.rar拡張子を開くため)
ココからDL後、母艦PCにインストールしとく(3,759円(税込)40日間無料)

②make_hv_111.rarこれいらないかも
ココからDLしとく

③imgfs_tools_182.rar
上に同じ

④prepare_imgfs_src.rarこれもいらないかも
上に同じ

Docomo_HTCz_1.23.731.2_JP_Dumped_ROM.zip
ココにある「Hermes FTP」のリンクへ飛んで、「Dumped_ROMs」のFTPフォルダ内からDLしとく

2.MUIファイルの抽出の下準備
①上記で集めた3つの.rarファイルの中身を母艦PCのC:\WINDOWSの中につっこんだ(全部入れる必要があるかどうか不明、おそらく、imgfs_tools_182.rarの中身だけをつっこんどけばOK)

②母艦PCのCドライブ直下に「MUI」という新規フォルダ作成し、 Docomo_HTCz_1.23.731.2_JP_Dumped_ROM.zipの中にある「Part02.raw」をC:MUIにつっこむ

3.MUIファイル抽出
①母艦PC上でコマンドプロンプトというのを起動し、「cd¥」と入力し、Enter

②続いて、「cd /mui」と入力し、Enter

③さらに、「prepare_imgfs.exe Part02.raw -nosplit」と入力し、Enter。しばし待つとDone!と出ればOK

④さらに続いて、「viewimgfs.exe imgfs_raw_data.bin」と入力し、Enter。画面が走るから、ちょっと一服する。母艦PCのC:\MUI\dumpの中にファイルがずらずらりとできあがっているはず。

⑤母艦PCのC:\MUI\dumpの中には、「bbres.dll.0411.mui」や「browsres.dll.0411.mui」のような「なんたらかんたら.0409.mui」というフォルダがあるので、その中からMUIファイルを取り出す。(フォルダ外にも2,3個MUIがあることに今気づいた・・・。試してません・・・)

⑥以下、リアル日本語化への道(前編)リアル日本語化への道(後編)の通り、MUIに署名しとく(まだTreo750vにはつっこまない)

4.Treo750v側で、新たなMUI受入れ準備
Treo750vの\Windowsの中に、新規フォルダ「お気に入り」を作成し、\Windowsの中の既存の「Favorites」フォルダの中身をコピペしておく(新規「お気に入り」フォルダと既存「Favorites」フォルダの中身を同じにする。以下②、③も同様)

②同じく\Windowsの中に、新規フォルダ「スタート メニュー」(半角スペース有)を作成し、既存の「Start Menu」の中身をコピペしとく。その際、「Programs」と「Settings」というフォルダがあるので、それぞれ「プログラム」「設定」に名前を変えておく(下図参照)

③同じく\Windowsの中に、新規フォルダ「スタートアップ」を作成し、既存の「StartUp」フォルダの中身をコピペしとく

5.基本OS日本語化
①上記の3.⑥にて完成した署名つきMUIをTreo750vへつっこむ(つっこめない場合、つっこむ前にレジストリのMUIのところ(2ヶ所)を409にしてから。ツッコミ後、411にもどすこと)

②最後の瞬間へ向けて一服

③ソフトリセット

④基本OS部分がすべて日本語化されているはず

なお、MUI改造(最初のアップ画像のように、「未読メールはありません」→「新着Gmailは0件」に変える)については、現在詳細調査中。